転職サポート

最後の価値観

最後は仕事に何を求めるか?自分の心の深い所にある価値観の問題。

いろいろと書き連ねてきましたが、最後はそれぞれの個人が仕事というものに何を求めるか?どんな時、どんな瞬間に喜びや充実感を感じるか?ということではないでしょうか?

これは、その方の性格や育った環境、ご経験によって異なりますので、ご自身がじっくりお考えになることだと思います。
我々の仕事は、個別の面談によって、個人個人のご経験や価値観を伺い、その方にご自身の将来を深くお考えいただく機会をご提供すること、と申し上げると思い上がりでしょうか?
眠っている以外の時間の大半を仕事に費やしているわけですから、自分が楽しいと思える仕事をしたいものですね。



転職における家族や家庭の重要性

プロフェッショナルの条件として、「良き社会人であること」を挙げさせていただきました。「良き社会人」とは「良き家庭人」にもつながると思っております。
ご家庭が不安定な状況では、なかなか落ち着いて良い仕事はできないのではないでしょうか?
昔の「モーレツサラリーマン」とは異なり、現代は「良き家庭人」であることもプロフェッショナルの条件ではないかと考えます。

日産の奇跡的なV字回復を導いたゴーン氏に代表されるように、本当のプロフェッショナルは良き家庭人でもあるのではないかと思うのです。
「良き人生を生きること」を最終目的とした場合、「良き家庭人」であり「良き社会人」であり「良き職業人」でもあって初めてその目的が達成されるのではないかと考えます。

例えば、時折男性の方に見受けられるのですが、奥様に転職に関するご相談をされていない方がいらっしゃいます。携帯電話がつながらない時に、ご自宅にお電話しますと、奥様から「どのようなご用件でしょうか?」と聞かれるわけですが、奥様にご相談されていない場合、「私は転職コンサルタントです。」とは言えないわけです。

このように奥様とご相談されていない場合は、概して転職活動もうまく運ばないケースが多いです。転職という重要な事を、奥様とご相談されていない状況というのは、円満でコミュニケーションが良い家庭環境というものを想像しにくいですね。

逆に、転職活動がうまく運ぶケースは、ご自宅に電話をして奥様がお出になっても、社名と名前を名乗った瞬間に、「いつも主人が大変お世話になっております。すぐに換わりますのでお待ちください。」とうようにスムーズに行くものです。

我々はこの時に思うのです。「この方は良い会社に転職できるだろう。」と。